【レポ】痛みのケアをフローラルな香りで!
2月の「NARD JAPAN認定アロマアドバイザー資格取得コース」のレッスン風景より。
レッスン9では、痛みや炎症に寄り添うアロマテラピーについて学びます。
前日に息子さんとテニスを楽しんでいて、手首がちょっと痛いとおっしゃっていた、生徒さん。
ちょっとタイムリーな話題!
このレッスンでは、痛みにはどのような作用を持つ精油を選べばいいのか、どのような方向性分類の分子がおすすめか学びます。
一概に、鎮痛作用を持つ精油といっても、香りの特徴は様々。
鎮痛作用といえば、鎮痛作用、鎮静作用、鎮痙攣作用の3つの「鎮」〇〇作用を持つ、エステル類を浮かべてほしいのですが、エステル類は比較的香りが良い芳香分子が多く、人気の精油がたくさんあります。
例えば、エステル類を豊富に含むのは、精油で一番人気といっても過言ではないでしょう、ラベンダー・アングスティフォリア。他に、プチグレン、イランイランなども。
ですが、この章で学ぶ、エステル類を多く含み、鎮痛作用が高い精油は、、、、
ウィンターグリーン!
この精油を初めて嗅ぐとおっしゃる方が多いけれど、絶対に初めて嗅ぐ香りと感じないそのわけは、、、
湿布の香りそのものだから!
含有成分の9割以上がサリチル酸メチルというエステル類の芳香分子で、この成分は実際に医薬品として湿布薬に配合されているものと同じものです。
アスピリンと同じ代謝経路をたどるので、アスピリンアレルギーの方には禁忌になっています。
エステル類というとリラックスしたい時に嗅ぎたい香りが多いけれど、こればっかりはどうかしら、、、
きっとリラックスしたい時にはウィンターグリーンは浮かばないかな。
肩こり、筋肉痛、生理痛など、痛みに負けたくない時にぜひ味方として使ってほしい精油です。
他にも、この章では、テルペン系アルデヒド類の精油を紹介します。ユーカリ・レモンやリトセアが代表的です。
実習は、痛み対策のクリーム。
シアバターをベースに、痛みのケアに使いたい精油をブレンドしていきます。
生徒さんが選んだ精油は、、、
リトセア、イランイラン、バジル。
「イランイランは濃厚すぎるかな、、、」と普段あまり積極的に使われない様子でしたが、イランイランとバジルの組み合わせをお勧めすると、とても気に入ってくださり、さらに、今回習ったばかりのリトセアも組み合わせて、痛みのためのクリームと思えないくらいの香りのよい作品が出来上がりました。
もちろん、手首が痛いとおっしゃっていたのに使ってほしいし、手まりを作られる生徒さん。
★生徒さんのお店 西荻窪 草木染めの糸と手まりの店「Temaricious」
春らしい色がぞくぞくと入荷していて、私も欲しい。
糸に油分を持っていかれて、乾燥しがちになると思うから、ハンドクリームとして使っても◎
痛みにも、手のケアにも、1つのクラフトで複数の目的に適応できるのが、アロマクラフトの魅力でもある~
この日、たまたまお部屋に飾っていた、リトセアの精油がとれる、青文字の木と一緒にぱしゃり。
息子さんの手首にも塗って、痛みのケア&リラックスしてくださいね。
NARD JAPANのアロマテラピーは、精油の香りだけでなく、分子レベルで精油の効能を読み解き、実践的で使えるアロマテラピーです。
「NARD JAPAN 認定アロマアドバイザー資格取得コース」のフリータイムレッスンは随時募集しています。4月開始でご案内します。または、グループレッスンに途中から参加することも可能です。アロマテラピーをとりいれることで、花粉症やストレスのケアにも活かせます。香りを楽しみながら、使える一生もののアロマテラピーの知識を一緒に学びましょう♪
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