漢方の歴史と当店の漢方

現在、日本で「漢方」と言われる治療方法は、古代中国医学をベースとして、日本で独自に発展を遂げたものです。現在は、漢方には様々な流派があります。当店の店主は、中医学、古方を学んだ後、経方理論に出会い、現在は主として経方理論を用いながら、その症例により最適な治療を考えています。

古代中国医学の2大古典に、『黄帝内経』、『傷寒雑病論(『傷寒論』+『金匱要略』)』があります。

経方理論では、後漢の時代に張仲景(ちょうちゅうけい)によって書かれた『傷寒雑病論』を重視し、治療しています。『傷寒雑病論』は、主に、当時、「傷寒(しょうかん)」と呼ばれた流行り病の治療方法をまとめた本で、最初に出てくる方剤は「桂枝湯」。この薬を元に様々な方剤が生まれたので、「衆方の祖」と呼ばれています。収載されている方剤は、葛根湯、麻黄湯など現代の日本でも多く処方されるものが多数あり、実用性に富んで、色褪せません。

生薬から抽出した液を粉状に加工した「エキス剤」という漢方薬を飲まれたことがある方が多いと思います。当店では、古来より用いられてきた生薬を煎じて飲む「煎じ薬」をおすすめしています。煎じることが難しい場合には、他の剤形の漢方薬をお渡しします。

煎じ薬

生薬を自然に近い形のままでブレンドした薬。ご自身で煮出して飲みます。ですから時間も手間もかかります。しかし、香りも効能である漢方薬にとって理想の状態で飲むことができます。生薬は、厳選した大変質の良いものを使用しています。一般的に、エキス剤(粉薬)よりも煎じ薬の効果が高いといわれています。

散剤

生薬を粉砕して粉状にした薬。「〇〇散」という名前が特徴です。
当店の取り扱い) 五苓散、当帰芍薬散、四逆散は、自家製。加味逍遥散、逍遙散、香蘇散、平胃散、通導散。

エキス剤

生薬を煎じて抽出した液をデンプンなどを用いて粉状に加工した薬。煎じたものを再加熱するので、煎じ薬よりも香りが落ちやすくなります。手軽に持ち歩くことができます。
当店の取り扱い) 50種程度。

丸剤

生薬を粉砕して粉状にしたものをハチミツを用いて丸めて加工した薬。「〇〇丸」という名前が特徴です。
当店の取り扱い) 八味地黄丸、六味丸、牛車腎気丸、杞菊地黄丸

シロップ剤

生薬から抽出した液に甘みを加えた薬。飲みやすく、お湯に溶いて飲みます。
当店の取り扱い) コタロー 婦人宝

お気軽にお問い合わせ下さい03-6915-0682営業時間 10:00~18:00
(定休日:水・日・祝)

CONTACT