ローズのレッスンをするなら、この本は欠かせない
私がローズの話をするたびに、生徒様にお見せしている本、ジョセフ・ルドゥーテの「バラ図譜」。
マリー・アントワネットは、自身の庭園でバラの品種改良に取り組んでいて、オールドローズから数々のモダンローズを生み出しました。
ルドゥーテは、マリー・アントワネットの庭園画家として知られ、ベルサイユ宮殿のバラをはじめとして、数々の植物の絵を残しています。
マリー・アントワネットの処刑後も、ナポレオンの妻のジョセフィーヌがパトロンになり画家として活躍していました。
このボタニカルアートは、とても忠実ながら、繊細で美しくて、ファンも多いんです。
ボタニカルアートの展覧会が開かれることがあると、ルドゥーテの作品はよく見かける。
渋谷でも数年前にルドゥーテの展覧会が開催されていました。
バラにまつわる本は数々持っていますが、これを超えるお気に入りは見つかりません。
精油でおなじみ、Rosa damascena こと、ダマスクローズ。
もちろん載っています。
フランスのアンティーク好きな方などにも気に入ってもらえるだろうな。
とてもおすすめの一冊です。