わらしべ長者?知識が知識を呼ぶ
私がバンコクに住んでいるころ、タイにマッサージを勉強しに来たという同世代の女の子と知り合いました。
意気投合して飲みに行ったりしたけど、帰国後はずっとご無沙汰していて、先日、6年ぶり?に会いました。
鍼灸師になった彼女。
自分のサロンを開業するということで、近況報告を兼ねながら、サロンで使う精油の相談に乗っていました。
街中にはアロマトリートメントを行うサロンがたくさんあるけれど、鍼灸師という医療従事者が取り入れるアロマテラピーということで、定番すぎるブレンドオイルは避けたいな~と、いろんな精油を一緒に嗅ぎました。
彼女が働く鍼灸院で多いのは、目の疲れ、首肩の凝り、冷え、むくみの訴えだそう。
不特定多数のお客様にアロマトリートメントを行うようなサロンでは、禁忌・注意がなく、香りも良く知られたものを取り入れることが多いと思います。
ラベンダー・アングスティフォリアだとか、オレンジ・スイートだとか。
もちろんそういう香りも素敵だけれど、鍼灸院という場所柄、例えば、お客様の合併症、既往歴、アレルギーといった、パーソナルデータを伺いやすいこともあるし、よりお客様の悩みにこたえられる本格派の精油を取り入れたいとの要望で、いくつか精油をすすめました。
一例では、ウィンターグリーン、ローズマリー・カンファー、バジルなどなど。
禁忌や注意がある精油を使う際には、より個々の状態に寄り添っていく必要がありますね。
また、鍼灸院は医療行為に値するけれど、アロマトリートメントは医療ではなく美容なので、お客様に精油を選んで差し上げる際に薬だと誤解されかねない説明をすることは気を付けなければなりません。違反した場合、薬機法(旧薬事法)に抵触する行為になります。
これから大きな挑戦をする友人にエールを送って。
私の知識もシェアしたけれど、化粧品に詳しい彼女からもおもしろいお話をたくさん伺えました。
どうもありがとう。
しかも、夫が後で食べたいから取っておいてといった金柑を食べきってしまい、買いに行かなければと思っていたその日、友人のお土産はなんと金柑!(笑)
つやっつやの大きな金柑、おいしく頂きました♪
前日にタイ料理を食べてむくんでる、とのことで、おもてなしのハーブティーは、むくみケアをテーマに。
リンデンフラワー、レモングラス、ジュニパー、ダンディライオン、ネトルをブレンドしました。
また、友人のサロンの進捗を聞くのが楽しみです。
ざっくばらんにアロマテラピー、ハーブ、薬について私に相談したいという方は、「薬剤師のハーバルコンサルテーション」をご利用ください。
アロマやハーブのクラフト作りを楽しみたいという方は、アロマクラフトを作りを好きなだけ楽しめる「ハーバルビュッフェ」をご利用ください。
基本は月に1回開催していますが、ご都合が合えば、リクエストも受けられます。
直近の予定は、
3/19(火)10:00~12:00 残席3
初めての方も、卒業してご無沙汰の方も、みんなウェルカム。
ぜひ、お茶会に参加するような感じでいらしてくださいね。
レッスンとはまた違った気分でどうぞ。
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