漢方相談例23『緊張でパニックになる』
漢方相談の症例は、症状の改善が見られ、患者様ご本人の了承を得たものを紹介しております。

患者様背景
20代前半 男性
主訴
・緊張でパニックになる。(来店時のスケール 4。10になるほど程度が強い)
治療内容と患者様のご体調
初回来店:2024年。この症状が始まった時期:8年位前からあるが、1年位前から悪化。
舞台に上がり、たくさんの人の前でパフォーマンスをする仕事をしています。元々、この症状は前からありましたが、ひどかったのは、1年前に舞台上でパフォーマンスができなくなったことがありました。その後も、本番の前には緊張が強くなり、動悸、めまい、のぼせがあり、体が動きにくい感じがあります。緊張感に堪えられるようにしたいです。
たくさんの人の前で舞台に立つというお仕事をされており、日々の緊張感がとても強いそうです。このお仕事は症状がひどくなる前からされていました。
来店時のスケールは4でしたが、発作時は10で、来店数日前にも経験されていました。
お体の特徴は、すらりとされた感じ、体力はなく、寒がりで手足は冷えやすいものの、頭はのぼせやすい。
主訴以外にも、気になる要素は複数ありましたが、一点に絞り、パニック時の急激な体調変化を「奔豚(ほんとん)」と考え、「気の上衝」から起きる動悸、「水の動揺」から起きているめまいを鎮めるお薬をお出ししました。
服用2日目に、体と心が軽くなったのを感じられたそうです。具体的には、焦りが減り、落ち着いて考えられるようになったとのことでした。
体感が良いので続けたいとのことで、同じお薬を継続としました。症状が落ち着けば、緊張感が高まりそうな予兆がある日の前日などからの服用に減らしていきます。
また、主訴以外に気になったことでは、お食事は不規則で、朝は食べられないものの、深夜にカップ麺など召し上がるということで、お肌に吹き出物が出ているのと関連がありそうでした。低気圧で頭がぼーっとしてしまう、お顔のむくみが気になる、朝はお腹が空いていないというお話から、体の水はけの悪さ(痰飲:たんいん)を感じました。体質改善には、この痰飲を減らしていくことも必要になるように思います。
薬で痰飲を減らすという以外に、ご自身での生活の改善として、甘いものが大好きだとおっしゃっていたことと、運動習慣がなく、筋量が少ないというところを改善すると、痰飲に振り回されにくい体になるとお話しています。
当店をご利用頂き、ありがとうございました。
緊張に伴う動悸、めまい、息苦しさは、当店で多いご相談です。体質改善、生活改善、他にも、ご自身の気持ちに向き合うことが症状改善に役立っていることを実感しています。全く症状が出ないようにというと時間がかかるとも感じておりますが、今の苦しさに漢方薬が著効した例が多々ございます。お気軽にご相談下さい。
🌿漢方相談について
オーダーメイド漢方は予約優先制です。お薬作成含め、初回50分、2回目以降30分程度頂きます。2回目以降は事前のご連絡で予めご用意できます。当日相談希望の場合は、店頭、お電話などでお問い合わせ下さい。商品購入のみはご予約不要です。

