【研修】高齢化社会に役立つアロマ、音楽と楽しむアロマ
さ、さ、寒い〜!!!今日は、東京は雪が降り、寒い一日になりました。積雪を心配していましたが、積もることなく、楽しみにしていた予定へ。
AEAJ(日本アロマ環境協会)の「アロマフェスタ2019」に参加してきました。
ノベルティで、かわいいエディブルフラワーのクッキーをもらいました♪
セミナーの前に商品展示ブースをぐるり。
使ったことがない精油のブランドの香りをいろいろ嗅いだり、ハーブティーや雑貨を購入しました。
精油の香りって、ほんとブランドにより様々で、正直、いい香りと感激するものもあれば、「え、、、香り、薄っ!」と品質を疑いたくなる商品もあります、、、
たくさん商品を嗅いで、自分で納得のいくブランド、商品を選びたいですね。
以前に出たセミナーの先生のお話では、市場に出ているラベンダー・アングスティフォリアの精油の9割以上は偽和されている可能性ということでした。
セミナーの合間には、「パフューマリー・オルガン」という、香りで作った音階「香階」を使ったオルガンの演奏会も。
鍵盤を押す度に香りが出るというおもしろいプロジェクト。
興味深く拝見しました。本当に素敵な企画だった。
でも、パフューマリー・オルガンの演奏の間、鍵盤を押す度に鳴る、シューっという音と、ガタンという機械音がものすごく気になって、10分間の演奏でも、かなり長く感じて、私には長時間は聞けそうになかった、、、
いずれにせよ、香階という19世紀の香料研究家のセプティマス・ピエス考案の概念がとても面白かったので、関連書籍をぜひ探して読んでみたいと思っています。
トークセッションPart.1は、「超高齢社会で活かす、アロマテラピーの幸せな役立て方」。
私自身も薬剤師として在宅医療に関与していることもあり、興味があった話題。
水落先生の「在宅の患者で、大切にしてきた庭木などの香りの心地よさが痛みの閾値を上げることを実感した」というお話。
宮森先生の「薬で痛みはとれるけれど、気持ちよくは過ごせない。QOLは薬では上がらない。既存の医療では薬で何とかしがち。アロマテラピーなどの、薬以外の方法について医師の間でもまだ理解が進んでいない。」というお話がとても心に残りました。
在宅の患者様の薬では、1回に多くて20錠くらい、1日に何十錠も飲むことになる処方がよくある。
これだけの薬を飲むのに、それなりの量の水が必要。薬飲むだけでお腹いっぱいでしょ、、、食事は大丈夫かな、、、
常日頃から「在宅医療ってこのままでいいのかな」と思っていることもあり、終末期における過ごし方について、アロマテラピーという代替医療を取り入れている医師の方の意見が聞けて興味深かったです。
トークセッションPart.2は、「音楽と香りの関係」。
著書を読んだことがある杏林大学名誉教授の古賀良彦先生のお話が、科学的ながらわかりやすくて、香りの脳への多大な影響を学べました。
チェロ奏者の小林奈那子さんの、ピエスの香階のお話とチェロの演奏も素敵で。バッハの「無伴奏チェロ組曲第一番 プレリュード」は、私の好きな曲だったので、テンション上がりました。
しかも、それをイメージした香りは、ネロリ、ベルガモット、ペパーミント。どれも、、、好き!!
1日中、香りでいっぱい!
今日聞いたことは、生徒様にもフィードバックしていこうと思います。
寒かったけど、頑張って出かけてよかった~。
あったかいアロマバスに入って疲れをとろうと思います。