【研修】NARDセミナー「あたらしい免疫学」
3連休の初日の3/18は、NARD JAPANの認定校の講師向けのセミナーに行ってきました。
テーマは、「あたらしい免疫学」。
免疫と言うと、自然免疫と獲得免疫という二本立てに分かれて、自然免疫は無差別に侵入者を食べる「単純な」免疫、獲得免疫は抗体を産生したりする「高度な」免疫と覚えている方も多いですよね。
私も、大学の頃にみっちり免疫学の勉強をしていますが、自然免疫は単純とまでいかなくとも、獲得免疫の前座というようなな認識でした。
ですが、この10年位で免疫学はいろいろな情報が分かってきていて、今までの知識を塗り替えというよりは「一新」されているそうです。
自然免疫でなんでも無差別に食べていたと思われていた食細胞には、トル様受容体(TLR)という受容体があって、実はどんな異物が入ってきているのか、ざっくりと認識しながら食べていたということ。
このテーマの研究をされていた、ホフマン博士が、2011年のノーベル生理学・医学賞を受賞しています。
同じテーマを研究していたものの、タッチの差で論文提出が先を越されてしまったと述べられている、審良静男先生の著書の「新しい免疫入門」は、今回のセミナーの参加にあたり、事前参考書としておススメだったもの。
かなり複雑な話を軽快にまとめられていて、面白く読めました。
講師の大沼由美先生の授業が、いつもよりゆっくりだとおっしゃっていたけれど、早めでした(笑)
でも、ちゃんと本を読んでいったからか、ばらばらだった知識がつながったり、深い理解につながりました。
今回の話は、かなり高度な内容で、NARD JAPAN認定アロマ・アドバイザー資格取得コースでも深くは触れない内容だし、JAMHAのハーバルセラピスト資格取得コースでもここまでは習いませんでした。
あくまで、自分の知識のブラッシュアップとして、もっと知りたいと思う生徒様と深い免疫の知識を分かち合う日も来るかも?
私自身も今回のセミナーの内容は7~8割理解できたかなーという程度ですが、日々、新しいことがわかっていったり、免疫のように今までの知識ががらっとくつがえされるのことがあるわけで、一度習えばそれっきりではないので、復習したり、新しい講演を聞きにいったりしたいと思います。
大沼先生もおっしゃっていましたが、「全部理解できなくても、自然免疫がとってもすごいんだよ」っていうことがよ~~~くわかりました!
高校~大学の私は、宿題忘れの常習犯、かつ授業もろくに聞かずに寝たり、他ごとをしているような生徒でした(笑)
ですので、大人になってからの勉強って、なんて楽しいんだろうなって感じています。
今年は、有機化学のレッスンもやりたいな、と思っているし、JAMHAの認定教室開校も目指しています。(っと、ここで宣言することでモチベーションをあげようかな、、、と、笑)
高校生の時に比べて、記憶力の低下を感じるので、ローズマリー・カンファーとレモンという、すでに王道?!となった、認知機能アップの香りで、挑戦を続けたいと思います。