【研修】NARDレベルアップセミナー
2/5に、ナード・アロマテラピー協会のレベルアップセミナーに参加してきました。
テーマは、免疫学!
免疫ときくと、ふっと構えてしまう生徒様もいらっしゃいますが、、、
私もです(笑)
ですが、免疫学の世界は、日々新しいことがわかってきていて、大学の時に習った古い知識で止まっていてはいけないのも事実。
今回は、城西大学の薬学部の教授で、NARD JAPANの顧問の川口健夫先生の講演でした。
今や、癌も自己免疫疾患のうちの一つと言われていますが、身近な免疫の話題でいうなら、今の季節、インフルエンザと花粉症!
インフルエンザなどのウイルス性の疾患では、ウイルスがもぐりこんだ細胞を死滅させる獲得免疫が強く働きます。
花粉症では、アレルゲンとして認識された花粉が体に入ると、アレルゲンと抗体が結合して、くしゃみや鼻水を引き起こす、ヒスタミンなどが放出されます。
体には、ホメオスタシスといって自然にバランスを保つ仕組みが備わっています。
免疫にもバランスが!
人ですもの、波あり谷あり。
体に良さそうな食事に気をつける一方で、たまには飲み過ぎ、食べ過ぎ。
体に不調があるときは、不調の裏側に、どこかを酷使しすぎでいないか、バランスを崩していないか。
ホリスティック(全体的)に体を見据えて。
免疫をサポートすると言われるような、精油やハーブの紹介もありました。
自然の力を上手に取り込んでいきたいですね。
花粉症はモーニングアタックといって、明け方の一番リラックスしている時に症状が強く出る傾向があります。
これは、一番、副交感神経が優位になっている時間でもある。
このことから、交感神経を興奮させるような作用がある精油を使うことは花粉症に有効だと先生はおっしゃっていました。
例として、クローブやジンジャー、ローレルなどのスパイス系の精油、柑橘系の精油。
今年、花粉症を乗り切るために、精油を使う際の大きなヒントになりそうですね!