六本木散歩
随分前、11月のことになりますが、お休みの日に六本木に行きました。
目的は、森美術館でのマリーアントワネット展と、国立新美術館でのダリ展。
マリーアントワネットとダリ。
アンティークと、モダンと、正反対の気がしますが、どちらも大好きです。
マリーアントワネットは、薔薇好きとも知られ、おかかえの絵師のルドゥーテはマリーアントワネットの育てた薔薇の絵をたくさん残しています。
ルドゥーテの「薔薇図譜」は、眺めるだけでも癒される、私のお気に入りの本です。
マリーアントワネットよりも前の時代には、オールドローズが主流でしたが、彼女が品種改良により鑑賞用のモダンローズを普及させていったことは有名な話。
オールドローズといえば、アロマテラピーをやっている人には、まず、ダマスクローズこと、Rosa damascenaが浮かびますよね。
ピンク色の花びらがぎっしりと。
NARD JAPANの山梨農場に行った時の写真ですが、写真を見るだけでも素晴らしい香りが思い出されます。収穫させていただいたローズで、ジャムも作りました♪
また、ローズのハーブティーによく使われるのは、Rosa galica。
別名、「薬剤師の薔薇」、「アポセカリー・ローズ」とも呼ばれますが、香りが良いだけでなくて、女性ならではの不調を整えたり、お腹の調子を整えたり、美肌効果が期待されたりと、薬効をたくさんもつと言われる薔薇なんですよ〜。
植物園にいくと、ついつい薔薇に見入ってしまいます。
さて、森美術館から15分ほど歩くと、国立新美術館に行けます。
ダリ展は、10年ほど前に、夫と上野に観に行って以来。
子供には刺激的なものもあり、まだ一緒には行けないかなと思います。
混んでいましたが、気に入った絵をゆっくり観られて、とても楽しめました。
気に入った展覧会では、必ず図録を買っています。
解説を読んで、新たな理解が深まったり、なかなか覚えられない絵のタイトルを調べられたりして、おもしろいです。
10年ほど前のダリ展の図録も本棚から引っ張り出して、再度眺めて、ダリの魅力に浸りました。
私は美術館は1人で行くことが多いです。気にいった作品をじっくり見たり、ピンと来なければざーっと飛ばしたり、とマイペースに自由に見たいから。
休日のリフレッシュに、美術や音楽に触れるのは、私の五感を研ぎ澄ますのにもとても役立っています。
五感といえば、アロマテラピーでは「嗅覚」をダイレクトに刺激します。自分に素直になって、本当に良い香りを感じ、楽しんでくださいね♪
ダリ展はすでに終了していますが、マリーアントワネット展は2/26(日)まで。
興味がある方は、ぜひ、行ってみてくださいね~~