【研修】香りの力、香りの暴力

先週の日曜は、アロマ環境協会(AEAJ)の「アロマボランティア勉強会」に参加しました。

私も、月に一度、障がいをもつ方のアロマハンドトリートメントのボランティアに参加しています。

薬剤師の仕事と重なったりすると参加できず、今月、実は四ヶ月ぶりだったのですが、、、

今回、勉強会に参加したのは、アロマを使ったボランティアって、どんな活動があって、活動をされている方がどんな苦労をされたのか、またそれを乗り越えたらどんなやりがいがあったか、を知りたくて。

医療の現場でアロマを使うときの注意点なども聞けました。

心に残ったのは、3つの点。

1つ目に、アロマボランティアをしたい方は、アロマテラピーに魅せられて、他の方にもその良さをわかってほしいという熱心な方が多いけれど、ボランティアにおいては、支援を受ける方がどのような支援を望んでいるのかを見極めて、支援の押し付けにならないようにすること。

強すぎる香り、嫌いな香りを強いることは、「香りの暴力」というお話が印象的でした。

アロマハンドトリートメントにおいても、身近に感じられるラベンダー、柑橘系は人気ですが、香りを必要としない方もいるから、キャリアオイルに精油を入れない選択肢もあるのだということ。

2つ目に、健康な方と、病気を患っている方やご高齢の方では、トリートメントでの力の入れ方が全く違うのだということ。

皮膚を動かさないくらいの力でそっと撫でるくらいで十分だそうです。

3つ目に、ボランティアといえど、材料費などの持ち出しが続いて苦しくなってやめるのではなく、無理がないように、どうしたら長く続けられるかを考えることが大事なこと。

バザーを開催したりして、定期的に活動資金に充てたりされている工夫を聞きました。

長く続けていらっしゃる方々のお話は、この点が共通していました。

アロマボランティアを1人でたちあげるのは大変だけれど、すでに活動している方がたくさんいらっしゃり、その輪に入るのが、近道ですね。

私も自分に無理のない程度に、アロマボランティアに参加したいと思いました。

今回の勉強会では、こんなかわいいアロマクラフトも作りました。

香るワンコ!

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