鳥を飼っているけれど、アロマを使って良いですか?
先日いらっしゃった生徒さんが、「小鳥を飼っているので、精油がどのように影響を与えるか不安」とお話されていました。
そうですね、ペットへのアロマテラピーの使用は私もあまりデータを持ってないし、不安な点が大きいです。
基本的に、毒性の発現は用量に依存することが多いので、人間より体が小さく、体重が軽い動物では、精油が人間に与える影響も大きいでしょう。
また、代謝も異なるので、人間の場合とは違う作用が出るかもしれない。
ある意味、人よりも一層、慎重に使うべきかもしれません。
私は、精油は植物から採れる揮発性の香り成分を集めたもので、もともと自然界に存在している香気成分なので、空気中に少量拡散しているくらいでは大きな影響はないと考えています。
ただし、ディフューザーなど、常に空間に精油を焚き続けるようなものは空間での濃度も濃くなりがちなので、必要な時に限定的に空間を香らせることができるアロマスプレーなどが向いているでしょう。
人のストレスの緩和に使った精油が、動物のストレスになるようなことは避けたいですね。
ペットへのアロマテラピーについては、よく尋ねられる質問なので、私も情報収集を続けたいと思います。
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