【研修】精油の化学的分析方法と偽和の検出方法
今日は、魔女のアロマテラピー研究所様が主催された、「精油の化学的分析方法と偽和の検出方法」についてのセミナーに参加するために、品川まで行ってきました。
ここに詳しくかけないことばかりで残念ですが、近畿大学の富先生のお話がとても分かりやすく、センセーショナルで、あっという間の時間でした。
「リナロール=鎮静作用」って覚えていませんか?
覚えてました。。。。
違います。
鎮静させる(R)-リナロール。興奮させる(S)-リナロール。
2つの光学異性体は、作用が真逆!
NARDでリナロールを学んだときには、d-リナロール、l-リナロールの2つがあると学びましたが、d-、l-体の表記は今後なくなるでしょう、とのことでした。
R体、S体。
私、この辺の知識がすごくあいまいになってましたが、富先生の解説で思い出しました。
「光学異性体」の知識は、精油の作用を語る上でも、欠かせないものということを再確認できました。
富先生いわく、市場に出回っている大多数の精油が偽物。
精油の偽和がおこってしまう環境、条件とともに、偽和の方法、分析の仕方。
どれをとっても、アロマテラピーを学ぶものにとっては、知っておきたい知識ばかりでした。
ガスクロの説明が分かりやす過ぎて、感激しました!
このような機会に巡り合ったことに本当に感謝です。
富先生は、アロマコロジーがご専門とのことなので、ぜひ、別のテーマでもまたお話を聞いてみたいと思いました。
「光学異性体」については、NARD JAPAN認定アロマアドバイザー資格取得コースにて、学ぶことができます。
精油のにおい分子の構造を勉強すると、精油が持つ作用を覚えるのにもとても役に立ちますよ。