河津桜と菜の花

冷たい風の中にも、春の日差しを感じられるようになりました。

2月の中旬のある日、静岡県の河津に河津桜を見に行ってきました。

河津桜はちょうど満開か、見頃少し過ぎでした。

行った時は生憎の雨でしたが、ぼんやりとした曇る感じもある意味、幻想的でした。

そして、菜の花も川沿いにたくさん咲いていたのですが、河津桜との色のコントラストがとても綺麗でした🌸

桜の香りといえば、桜餅についている花や葉っぱの塩漬けの香りを浮かべる方も多いのでは?

あの香りはクマリンと呼ばれる物質由来ですが、生きている桜そのものからは香りが感じられず、花に顔を近づけたりしても香ってこないのですが、雨の日に葉が落ちて踏まれたり、塩漬けにすると香ります。

桜餅などの和菓子や、桜の香りがする洋菓子など、3月には桜のスイーツをたくさん見かけますね!

桜の香りが好きなので、私は年中売っていたらいいのになぁと思います。

香水に用いられる香料のトンカビーンズや、むくみなどの緩和を目的に用いるハーブのメリロートもクマリン臭を持っています。

菜の花といえば、見て美しいだけでなく、春の野菜として親しまれていますね。薬膳からみる効能だと、ちょっと苦味を持っているので解毒作用があったり、肌を綺麗にしてくれたりも。血流を改善します。長時間茹でず、さっと茹でてください。またカロテノイドが豊富なので油で軽く炒めて食べると吸収が良くなります。

まもなく、東京でもソメイヨシノの開花が楽しみな季節ですね。

三寒四温と言われる、冷え込みと、急な温度上昇を繰り返す時期なので、特に冷えに気を付けて体調を整えていきましょう。「冷えのための養生」もご参照ください。

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