【研修】2016年度ナード・アロマテラピーセミナー
3連休の週末、ナード・アロマテラピー協会のアロマテラピーセミナーに出席してきました。
去年に続き、2度目のセミナーでした。
ドミニック・ボドゥー博士より最新のメディカル・アロマテラピーについて学べる貴重な機会です。
今回も新しい情報がたくさん得られました。
今年のテーマは、「メンタルヘルスケア」と、「家庭で作る精油救急箱」でした。
ストレスからくる様々なトラブルに対するアロマテラピーの活用法、日々の小さなトラブルに精油を使う方法を学びました。
抗生物質と精油の併用など、アロマテラピーのさらなる可能性が研究されていることを知りました。
ですが、アロマテラピーは万能ではありません。
今回出てきた疾患に対するレシピでも、アロマテラピーでは解決しないことはたくさんあります。
自閉症のレシピを解説されている際に、
「精油を使っても病気は解決しない。けれど、精油を使って損はない、試す価値がある」
と、博士はおっしゃいました。
確かにアロマテラピーでこの病気は完治しなくても、病気のせいで眠れなかったり、いらいらしたり、落ち込んだりといった気分的なことには力が発揮できるかもしれない。
この病気のせいで辛い思いをすることがある家族などの周りの方々の心を癒すことはできるかもしれない。
精油は安全に使えば、害がなく使えるもの。
危険を知った上で、精油を日々の生活に取り入れていく。
それができるようになる人を増やしたいという自分の思いを再確認できました。
「精油の救急箱」では試したいレシピがたくさん。
私自身も「精油とハーブを使った緑の薬箱」という講座を8月に開講しましたが(⇒その際の様子)、改訂中のテキストに落とし込みたい内容もありました。
ボドゥー博士がおすすめするレシピには精油を経口摂取するものもあるので、そのようなものは私個人としては、NARDのアロマ・アドバイザー以上を学ばれた方でないとお勧めできません。
精油の経口摂取にはリスクもあるからです。
私の「緑の薬箱」のテキストは、メディカルアロマテラピーを初めて学ばれる方にも使いやすいように作りましたので、すでに開講リクエストのメールを頂戴した方々、楽しみにしていて下さいね。
ボドゥー博士のフランス語が、時に、子守唄のようにも聞こえて、眠気を催しました(笑)が、ローズマリー・カンファーとレモンの精油を嗅ぎつつ、セミナーを楽しみました!
来年のテーマもとても楽しみです。
ナード・アロマテラピーセミナーはNARDの会員限定のセミナーですので、ご興味のある方は、NARDのサイトをご覧下さいね。
また、家庭でのちょっとしたトラブルの解決のために、積極的に精油を取り入れたいと思っている方には、NARD アロマアドバイザー資格取得コースで、フランス、ベルギーで実践されているメディカルアロマテラピーを学ぶことができます。
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