シナモンが香るアップルバター
2年程前に、世田谷美術館で行われた、グランマモーゼス展で、アップルバターを仕込んでいる絵があり、どんなものかどんなものか食べてみたいな~と思ったら、ミュージアムショップで買うことができて、とても美味しいものでした。
アップルバターという名前ですが、バターが入っているわけでなく、主に、りんご、りんごジュース(アップルサイダーと呼ばれます)、砂糖のみで作られます。シナモンやクローブで香り付けすることが多いようです。
植民地時代のアメリカでりんごの保存食として作られていたようだったので、アメリカの英語のレシピを調べて、2年前、昨年と作ってみましたが、できあがり量が多く、作るのも大変だったり、もうちょっと楽にできそうだと思い、自分の好みの味に寄せながら、ちょっとずつレシピを変えて作っていました。
今年も、ふるさと納税で届いた美味しいりんごがたくさんあったので、アップルバターを仕込みました。
今年のレシピで安定したかなと思うので、レシピをご紹介します。
アップルバターの作り方
<材料>
- りんご 1kg (中3~4個)
- りんごジュース(100%) 150mL
- 砂糖 150g
- シナモン 小さじ1
<作り方>
- りんごは、皮をむいて、芯をとり、4等分に切る。
- 鍋に、りんごとりんごジュースを加えて火にかけ蓋をして、りんごが柔らかくなるまで、中火で20分位煮る。
- りんごが煮えたら、煮汁ごとブレンダーなどでピューレ状にする。または、りんごを取り出してざるで裏ごししてから、煮汁と合わせる。
- 鍋に、砂糖、シナモンを加えて、中火で水分を飛ばしていく。鍋底に線を書けるくらいまでに詰める(約30~40分)。
シナモンが香って、とてもおいしいりんごのペーストです。
クリームチーズと合わせてバゲットにのせてもおいしそう。
ぜひ、お試しください!