軽井沢から来たハーブ
6月のある日、軽井沢にお住まいの方から、近所で咲いているという旬のハーブのお土産を頂きました。
マルベリーこと、桑。
マルベリーの葉は、糖質の吸収を抑えるという、ダイエットに味方のハーブ!
有効成分のデオキシノジリマイシンこと、DNJは、二糖類の消化酵素であるα-グルコシダーゼを阻害して、糖質が分解されるのを防ぐので、体内に吸収されるブドウ糖が減り、結果カロリーカットになる仕組み。
この作用機序は、糖尿病薬のα-グルコシダーゼ阻害薬と同じなんです。
でも、医薬品のα‐グルコシダーゼ阻害薬よりも穏やかに作用するので、マルベリーハーブティーとして飲用したとしても、低血糖を起こす可能性はとても低いです。
マルベリーの特性を生かすには、食前または食事中に飲むことが大事。
ハーブティーとして飲んだり、外食するなら、パウダーにしてカプセルにいれて持ち歩いても。
夏本番ですしね、私もマルベリーを積極的に取ろうと思います!!
マルベリーは、クロロフィルやミネラルも多く含むので、滋養強壮にも良いです。
根皮も桑白皮とよばれ、昔から美肌効果があると言われているんですよ!
なんともマルチな働きですね。
実も熟して黒くなれば、とっても美味しく食べられます。
ドライフルーツやジャムとして保存も可能です。
もう一つ頂いたのは、西洋ノコギリソウこと、ヤロウ。
初めて実物を見ましたが、ヤロウって、さまざまなお花の色があるのですね!
白を本で見たことがありましたが、黄色、オレンジなど、様々な色があるそう。
ヤロウはコンパニオンプランツとしても優秀なハーブだそうで、周りに植えた植物を病気から守ると言われています。
女性に親和性が高く、生理痛やPMSにお悩みの方はハーブティーとして利用できます。
また、精油としても使われます。
私は持っていないので、 お見せできないのが残念ですが、ヤロウの精油は青い色!
青い色の精油といえば、カモマイルジャーマンが浮かぶ方もいらっしゃると思いますが、まさにそれと同じく、有効成分として含まれるカマズレンの紺碧色に由来しています。
カモマイルジャーマンの精油と同じように、抗アレルギー作用を期待して、希釈して皮膚トラブルなどにも用いられます。
マルベリーもヤロウも実物を見たら、育てたくなってしまいました。
マルベリーはご近所のお宅の庭木で見かけるので、東京の天候でも大丈夫そう。
ヤロウは今、挿し木に挑戦しています。
根がつくといいな。
やはり、乾燥されてハーブになった形だけでなくて、生育している姿を見ると一気に身近に感じるし、そのような機会を持つのって、とっても大事ですね!
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