新年のご挨拶と、屠蘇散
新年明けまして、おめでとうございます。
旧年中は、HERBAL Laboをお引き立て下さり、ありがとうございました。
今年のお正月の生け花です。
根引き松、ストレリチア、菊、寒竹、千両。
ストレリチアは初めて生けましたが、「極楽鳥花」と呼ばれる、とても華やかで素敵なお花です。
個人的なことながら、年末から体調を崩し、ずっと寝込んでいました。
昨年の振り返りや、感謝のブログを書きたかったり、他にもやりたかったことあったのに、、、
気付いたらお正月。
「休め」ということでしょうか。
2018年になってからの振り返りにはなってしまいますが、昨年はたくさんの生徒様を自宅にお迎えして、アロマやハーブのワークショップを開催し、また、ハーバルホットパット始め、お客様の声で生まれた商品の物販もたくさん販売させて頂いて、2016年よりも一層充実した1年でした。
同時に、現実を見つめ直す機会が何度も、、、
本当に、何度も何度も、「私は今のままでいいのか?」「本当にやりたいことは何なのか?」、、、
自問自答する日々が続きました。
まず、孤立しても、回り道でも、今、自分がやりたいことを楽しむこと。
私が楽しいと思うように、同じような興味がある方に、還元、一緒に楽しめる場を作りたい。
2018年も見つめていきたいと思います。
話が重たくなってしまいましたが(笑)
佐藤家のお正月の風景を少し。
おせち料理が年々美味しく感じられて、今年は頑張るつもりが、結局、私は何もできなかったので、夫が年末から少しずつ10数種類作ってくれてました。
盛り付けはこだわっていないようですが、お味はとっても美味しかったです!
屠蘇散を今朝仕込みました。
本当は元旦の朝に頂くものですが、すっかり失念していました。
先月、岐阜に帰省して、「内藤記念くすり博物館」に伺った際(⇒ こちら)に頂いたものがあって。
山椒、肉桂、防風、桔梗、白朮などの生薬を調合したものだそうです。
中国から伝来して、平安時代の嵯峨天皇の時に宮中行事(811年)として記録があり、江戸時代には庶民の文化にも広がっていたとのこと。
屠蘇散を清酒に浸して、一晩おいて、みりんや砂糖などで甘味をつけて飲むそうです。
古くから伝わる、日本古来の薬酒の一つですね。
シナモンの香りが香っています。
夕食の時に、おせち料理を食べる前に飲んで、1年の健康を祈ろうと思います。
今年もどうぞ、よろしくお願い致します。