いかに読み飛ばして、全体を押さえるか
先週、現在合格目指して受講中のJAMHAのハーバルプラクティショナーコースを修了しました。
薬学部の教科書を使って学んでいくのですが、これが難しくて、、、
先生は、「いかに読み飛ばして、全体を押さえるか」とおっしゃっていた。
薬学部を卒業して、12年。「あー、懐かしい」と思いながらの受講でしたが、忘れていることばっかりだし、細かいことが気になって気になって。
「NARDアロマテラピー協会認定アロマ・アドバイザー資格取得コース」でお伝えする精油の化学も、化学式だったり、生合成の話が少し出てくるので、初めて聞く方にはやはり難しく感じるでしょうし、時間をかけて教えるようにしています。
JAMHAのハーバルプラクティショナーコースは、もっともっと化学という面では難易度が高いです。JAMHAの最高峰の資格なので、そのレベルが求められているということでもあります。
植物全体を見てみると、精油って、植物成分の中で油に溶けやすい成分を集めたものであって、水に溶けやすい成分もみれば、もっともっと様々な分子を含むし、多様で複雑な生合成経路を持っています。
私は精油だけではハーブの魅力は理解できないと思って、JAMHAでハーブを勉強しています。
実際、ハーブをお料理に取り入れたり、ハーブティーを楽しめるのが、一番の成果だと感じています。
11月19日が試験で、それほど時間がないので、試験をターゲットにしぼった勉強をしていくつもりですが、改めて、受講中に疑問を持ったり、もっと知りたいと思ったところを、試験後に掘り下げて調べたいと思いました。
さて、卒業には卒論が必要でしたが、私が選んだテーマは「毒」。
阿片にまつわるエピソードをまとめました。
大したボリュームではないのだけど、毎日後回しになってしまって、結局、提出日の朝までかかって(笑)、提出しました。
卒論と、このために読んだ本の一部。
植物は生き延びるために毒をもつようになった、と言われていますが、進化上生き残った植物の中に毒といわれる成分が多かっただけということが腑に落ちました。
私の論文を読みたい方は、レッスンにいらしたときに読んで下さいね。
あと試験まで2カ月。ぎりぎりにならないと勉強できない性格ですが、今回ばかりはかなり難しいと感じているので、そろそろ勉強します。