アレルギー性の咳と痰のためのハーブティーブレンド例
オリジナルブレンドハーブティーの作成例です。
アレルギーの咳や痰にお悩みで、病院で薬をもらっても、すっきりと治らないというご相談でした。
海外の都市部にお住まいで、空気の汚れも原因の一つとしてあげられるかもしれません。
体が異物を認識してアレルギー症状が起こる時、肥満細胞という細胞から、くしゃみや咳といったアレルギーの症状を起こす原因となるヒスタミン、ロイコトリエン、トロンボキサンなどの物質(ケミカルメディエーター)が放出されます。
これらが肥満細胞から放出されるのを抑える薬、またこの様な物質が受容体にくっつくことで症状が起きるので受容体とくっつかないようにする薬、といった作用機序を持つアレルギーのための薬が販売されています。
カモマイル・ジャーマン、ペパーミント、エルダーフラワー、ウスベニアオイ。
カモマイル・ジャーマンは、炎症を抑える作用があり、辛い症状のストレスをやわらげてくれることを期待して。ただし、ブタクサアレルギーの方には症状をひどくする可能性があるので、用いないで下さい。
ペパーミントは、l‐メントールの香りのさわやかさで、鼻やのどをすっきりとさせます。
エルダーフラワーは、フラボノイドの働きで、ヒスタミンの遊離を抑えると言われており、アレルギー症状の緩和が期待して。
ウスベニアオイ(ブルーマロー)は、粘液質が多いハーブなので、咳が出て、敏感になったのどの粘膜をやさしく保護します。
このほかにも、咳はビタミンCを消費するので、ローズヒップを取り入れるのも良いですし、体の巡りを良くして、体質を改善する目的で、ネトルもおすすめです。