【レポ】父の介護にアロマを取り入れたい
8月の「ハーバルビュッフェ」の風景より。
はじめましての方がお一人ご参加下さいました。
ハーバルビュッフェのレッスンでは、基本の参加料にプラスして、作ったクラフトの材料費をお支払いいただくという、HERBAL Labo の他のレッスンとはちょっと異なるレッスン形態になっています。
アロマ初心者の方から、資格取得コースの卒業者の方の、「香りに触れる場」となるように、お茶会のような雰囲気で、気軽に楽しめる会にしたいという思いから開催しています。
値段も自分で材料をそろえるよりちょっとだけお得にしています。
様々な材料を揃えていますので、いろんなアロマやハーブのクラフトを作れます。
材料確保の必要がないものや作成時間がかかるものでなければ、当日に好きなものを選んで頂けます。
でも、申し込み時点でご相談を頂けると、私もいろんな選択肢をご提示できます。
この日にご参加下さった方は、事前にお父様の介護にアロマテラピーを取り入れてみたいとのご相談をくださいました。
当日にまたお話を再度伺った上で、私が提案し、生徒さんが作りたいものを選んでくださいました。
・介護に伴って気になるお部屋の匂いのケアのためのアロマスプレー
・お父様の足の痛みに使うトリートメントジェル
・お仕事上、よく手を洗うため、ハンドクリーム
の3点を作成。
1)アロマスプレー
介護をされていると、オムツのための匂いが気になるとの訴えをよく聞きます。
そんな時に取り入れたいのは、清涼感があり、さっぱりとした香り。
グレープフルーツ、ペパーミント、マジョラムの精油をブレンドしてお作りになっていました。
さっぱりしたハーバル調の良い香りに仕上がりました!
2)足の痛みのためのトリートメントジェル
夏の暑い時期だったのと、普段オイルマッサージに慣れていない方には、ベタつきが気になってしまうこともあります。
そこで、オイルベースでなく、ジェルベースへ変更。
ウィンターグリーン、ジュニパー、シナモン・カッシアの精油をブレンドされていました。
シナモン・カッシアの精油には皮膚刺激性があるので、慎重に使う必要があります。
でも、上手に使えば、血行促進作用を期待して使えます。
うまく動かない足の痛みや冷えに、精油の効果を期待するのも大事ですが、信頼できる人のスキンシップがなによりの癒しになるはずです。
3)手荒れをいたわるハンドクリーム
お仕事の都合で、よく手を洗ったり、水に濡れるとのことで、夏でも手のダメージを気にされているようでした。
フランキンセンス、ラベンダー・スピカ、ミルラをブレンドしたミツロウベースのものを作りました。
フランキンセンス、ミルラといった樹脂の精油は、木か傷ついたときに樹液を足して傷を守るように、指先のひび割れがあるような時にとりいれたい精油です。
短時間で3つのクラフトが完成。
日々の暮らしに香りがある楽しさを実感してもらえたら嬉しいです。
アロマやハーブのクラフト作りが楽しめる「ハーバルビュッフェ」をきっかけに、アロマテラピーをもっと知りたいと思われたら、「はじめてのアロマテラピー」でアロマテラピーでどんなことができるか学ぶのがおススメです。
もっと詳しく知りたいな、健康管理に役立てたいなと思ったら、「NARD JAPAN 認定アロマアドバイザー資格取得コース」を。
精油の香りだけでなく、分子レベルで精油の効能を読み解き、実践的で使えるアロマテラピーです。
フリータイムレッスンは随時募集しています。グループレッスンに途中から参加することも可能です。
これから寒くなる時期にかけて、アロマテラピーをとりいれることで、風邪や花粉症のケアにも活かせます。
香りを楽しみながら、使える一生もののアロマテラピーの知識を一緒に学びましょう♪