ハーブティーを飲むための道具
お客様に、オリジナルのハーブティーをお出しする機会が多くあります。おいしいと喜んでもらえるのが本当にうれしいです♪
取り扱っているハーブは70種以上!
「リーフで入れるお茶って、こんなにハーブの味がするんですね!」
そうなんですよね、市販で主流のハーブティーのティーバッグは、気軽に入れられる一方、香りが飛んでいることも。
出来るだけ少ないハーブで濃いハーブティーを出すためには、ティーバッグに入っているように粉砕するのが効率が良いのですが、砕いてから時間が経てば経つほど、香りも飛んで行く、、、
私は必要な時に都度、ハーブをミルで粉砕しているので、同じ量のハーブを使っていても味が濃くなると思います。ミルは、手に入りやすい、 IWATANIのミルサー を使っています。
ローズヒップやフェンネルといった実のハーブなどでは、固くて抽出効率が下がるので、ミルをかけたほうが良いです。ミルがない場合でも、めんどくさくても!ちょっと手でちぎったり、割ったりすると、香り高いハーブティーができますよ。
そして、リーフで丁寧にお茶を淹れればおいしいのはわかるけれど、ポットを使うのがめんどくさい、、、
一人分ならなおさらですね。わかりますよ〜〜!
そこで、おすすめなのが、一人分用のフィルター付きのカップ。
レッスンなどでお茶を出す際は、HARIOのワンカップティーメーカーを使っています。
カップにフィルターをセットして、お湯を注ぎ、3〜5分。フィルターを取るだけ。
蓋をあけるときに、蓋についた水滴ももれなく、カップに戻すのがポイント。水滴には、香りの成分がたくさん含まれています。
カップのふたにフィルターを置くことができて便利です。
生徒さんも同じものを買われることが多い、おすすめのカップです。
他にどんなものを使っているかというと、どちらも自信を持っておすすめ!というわけではないのですが、他に2点あります。
1つ目。KINTOのユニティマグというティーカップがかわいくて、デザイン的にはとても気に入ったのですが、これは細かくしたハーブはフィルターからダダ漏れになってしまう、、、大きめのリーフのハーブティーや紅茶なら問題ないと思います。
2つ目。「JAMHAメディカルハーブ検定対応コース」と「JAMHA認定ハーバルセラピスト資格取得コース」で、たくさんのハーブの試飲を行う際は、HARIOのジャンピングティーポットを使っています。
紅茶と同じく、ハーブがたっぷり広がり、踊り、ジャンピングするほど、おいしいはず。このポットは、そんなことが叶う一人分用のポットです。
ハーブティーの茶葉は、ティーの中にハーブを入れっぱなしにしたり、二杯目を飲みたいからといってお湯の継ぎ足しをすると美味しく飲めませんので、このポットで抽出したあとは、カップに注ぎ切ることをお忘れなく。
ただ、こちらはパーツが多くて洗う時に面倒という理由で、おすすめはしていません。
その他、大人数のレッスンやセミナーなどで、大量にハーブティーを入れる場合は、HARIOのティーサーバー を使っていて、横に目盛りがついているので、1リットルまでのハーブティーをいれやすい。
他には、IKEAの大容量ティーポットが役立っています。
基本的にはティーポットはどのようなものでもよいと思いますが、茶葉の量とお湯の量を正確にすると味が安定しますので、お湯をいれても大丈夫なステンレスやガラスの計量カップを用意しておきましょう。500mL入るガラス製のビーカー を一つ持っていると、とても便利です。
これから茶器を買おうとされている方は、参考になさってください。
(追記)2022.02.27、2023.06.26