梅雨の予感と、気象病
梅雨が近いことを感じさせる、まとまった雨が降るようになりました。

天気の変化とともに、だるさ、頭痛、めまい、むくみ、胃部不快感、吐き気などを訴える「気象病」と呼ばれる症状の方の相談が増えています。
気象病は、体の中にある「痰飲」という余分な水分が、うまく流れなかったり、低気圧で膨れ上がって悪さをするからだと考えています。
「気象病の実感があり、なんとかしたいといつも思うけれど、天気が良くなれば治るから放っている。」
気象病の漢方治療は、体の余分な水を減らすために、水を流れやすくしたり、体を温めたりしながら、水の流れを整えます。気象病が治るより先に、胃がすっきりしてご飯がおいしくなったり、体が少し軽くなったとおっしゃる方も。
程度が低ければ悪天候の時だけの漢方服用でコントロールできますが、それが効果がない方は、しばらく服用を続けていくと、段々、体調不良の波が小さくなっていきます。痰飲を減らすことに時間がかかるので、根気よく続けることが必要です。
継続した養生や漢方治療をすることで、お体が楽になります。お気軽に漢方相談をご利用下さい。
🌿漢方相談について
オーダーメイド漢方は予約優先制です。お薬作成含め、初回50分、2回目以降30分程度頂きます。2回目以降は事前のご連絡で予めご用意できます。当日相談希望の場合は、店頭、お電話などでお問い合わせ下さい。商品購入のみはご予約不要です。