未病と予防の概念
なんだか調子が悪いけれど、病気にまではなっていない。
こういった状態のまま、放っておくことは得策と言えません。
「聖人は已病を治さずして未病を治す」
『黄帝内経・素問』「四気調神大論」
中国最古の医学書である『黄帝内経(こうていだいけい)』では、まだ本格的に病気になっていないけれど健康だとは言えない「未病」のうちに不調を治すことが最高の医療だといっています。
また、同じく「八正神明論」では、医師を上工と下工に分け、上工(優れた医師)は未病を治療し、下工(三流の医師)はもう病気になってから治療するとされています。
現代と比較してみると、日本の現在の公衆衛生では、予防を三種類に分けて定義しています。
⭐️一次予防:食事・運動・休養などを整えて病気にならない生活を目指し健康を増進させる活動をすること。喫煙や飲酒を控えたり、予防接種などでリスクを減らすこと。
⭐️二次予防:病気を早期発見して、早期治療を目指すこと。
⭐️三次予防:病気が悪化しないよう生活習慣を見直したり、すでに病気になった時は機能を回復したり保持していくこと。
漢方相談は、二次予防として未病の不快状態を取り除いていくこと、三次予防として病気になってからの回復を目指したり維持していくことで、皆様のお役に立てます。
こんなことで相談していいかな?と思われず、お気軽にご連絡下さい☺️
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