化粧品は、手作りと市販のハイブリッドで

アロマクラフトを作るのが好きだという方は、「化粧品は市販のものを買わずに全部手作りしている」なんて方が珍しくはありません。

「スキンケアは全部手作り」とか。

そして、私はどうしているかということを、生徒さんだったり、アロマ仲間さんから尋ねられることがあります。

私は、手作りコスメと、市販のコスメのハイブリッドで、大体こんな感じです。

・クレンジングクリーム
たまに手作りを使用。梅雨~夏は手作りしない。

・石鹸
たまに手作りを使用。グリセリンソープに精油で香りづけしたものを使うことも。

・化粧水
主に手作りを使用。チンキを希釈したり、ハーブウォーターにグリセリンを入れたものをバシャバシャ使う。

・美容オイル
主に手作りを使用。マカデミアナッツ油に、アルガン油やローズヒップ油をブレンドしたキャリアオイルに、精油を数滴加えている。

・乳液
たまに手作りを使用。美容オイルやバームを朝のメイク前に使うと、ファンデーションが崩れやすいので、朝のための水分ベースの保湿剤として乳液を作る。梅雨~夏は手作りしない。

・バーム
主に手作りを使用。乾燥がひどいところや、肌荒れに塗る固めのテクスチャーのもの。

と、こんな感じのアイテムを作っています。

過去には、ファンデーション、日焼け止め、BBクリーム、アイシャドウ、チーク、グロスなども挑戦していました。

ですが、私は、市販の化粧品でトラブルが起きやすいという肌ではなく、たまに敏感かもというレベル。

自分の肌に合っている化粧品であれば、それほどトラブルは起きません。

いろいろ試した結果、スキンケアは作る楽しみもかねて、一部手作り。市販のものも気になるものは買う。

メイクアップコスメについては、メイクの持ち具合、発色の出方、使用感、品質レベル等を総合すると、市販品が勝るので、手作りを使うメリットは感じていません。

また、日焼け止めは効果を求めるので、自分では作りません。

でも、グロスや色付きリップは作るのも楽しいかなぁ~。

手作りコスメのメリット

1.材料の中身が分かる
超敏感肌のような人にとっては、化粧品の中身が分かるというのは自身の肌にとっても安心材料なのかもしれません。

2.好きな香りがつけられる
精油やハーブを使うことで、スキンケアに好みの香りをつけることができます。

3.オンリーワンのスペシャル感
手芸にしても、手作りって愛着がわきますので、作っている時間も、作った後も、心が満たされます。

手作りコスメのデメリット

衛生的ではない
市販の化粧品を製造する際には衛生管理基準があったりしますが、家庭のキッチンで作られる化粧品は衛生的とは言えません。特に、水を使うようなクラフトでは、より細菌類が繁殖しやすくなってしまいます。

これが、私があまり夏に手作りコスメを作らない理由です。水も傷みやすいですしね。

防腐剤や酸化防止剤を添加すればよくなりますが、手作りコスメが好きな人はこういうものが嫌いだったりします。私は必要悪だと思っていて、市販のものに防腐剤、酸化防止剤が入っているのは当然だと思っています。

手作りコスメの品質保持のために気を付けること

でも、手作りコスメの楽しさもわかる。使いたい!

ですので、手指の消毒、容器や器具の消毒など、作る際の衛生状態をできるだけ整えるのはもちろん、私は作ったものを使うときには、こんなことを気を付けています。

1.保存ボトルやスプレーの容器の出口に手を振れないようにする

2.作る量は必要最低限、3週間程度で使い切る

3.クリームを救うときに指ではなく、スパチュラを使う

4.梅雨~夏の時期には、冷蔵庫で保存する

これが面倒という方は、コスメを手作りすることにはあまり向いていないので、肌の健康のためにも、市販のものを使われたほうがいいと思います。

特に、水分が多いクリームが要注意と思います。

市販のクリームに指を突っ込んで使い続けても、何もトラブルが起きたなんていう事は聞いたことがないですが、試しに、クリームに指を入れて使っていたら、1週間でにおいとテクスチャーが変わった経験があります。

洗っていない手指は本当に汚いし、洗っても細菌はゼロにはなりません。

皆さんは、お気に入りのコスメのレシピはありますか?

ぜひ、あれば教えてください♪

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