アロマクラフトのレシピは無限大
JAMHAシニアハーバルセラピストコースでは、最期に論文発表があります。
今期教えている生徒さんが取り組んでいる論文に取り組む中で、アロマクラフトを作ってみたら、うまく作れなかったと相談がありました。
アロマクラフトのレシピはほんとに無限大。
精油の組み合わせだけでなくて、植物油などの基剤もたくさん。
洋書にのっていたレシピをいただいて、私もオリジナルレシピと全く同じではないけれど、挑戦しました。
カレンデュラ油、ミツロウ、ココナッツオイル、ココアバター、アロエベラジェル、水、精油が入っているレシピでした。
ココナッツオイルをマカデミアナッツ油で、ココアバターをシアバターにしたから、ちょっとオリジナルよりゆるめになるのかなと予想して、作成開始。
ホイップする系統のクリームは、油性ベースと水性ベースを分けて作って、同じくらいの温度(大抵70度程度)にして攪拌していくのが定番。
でも、レシピでは、油性ベースを加熱して作ってから、数時間放置するよう指示あり。
右の油性ベースはとろみがついたクリーム状になりました。
その後、油性ベースに水性ベースをいれて攪拌しても、全然なめらかにならないっていう、、、、
ジェルが入っているからなのか、私がいつも使うフォームミルクを作る機械が全然回らず、、、
結局、油性ベースと水性ベースを混ぜたものを加温して粘度を下げてからしっかりと泡立てて、なんとかクリーム状になりました。
ぷるぷるの水分が多いクリームで、はじめてのテクスチャーでした。
作りにくいのは置いといて、、、
手作りのクリームって油分が残ってべたついたりするようなものもあるけれど、このクリームはとても水分が多いせいか、サラサラ軽く使えます。
たくさんできたので、相談してくれた生徒さんに見本として渡しました。
作ってみたい方はいらっしゃるかしら?
オリジナルのレシピを改良して、作りやすくしたレシピを作りましたので、もし興味のある生徒さんはお声掛けくださいね。レシピを差し上げます。
自分がいつも作るレシピでないものを作ると、発見があって、面白い。
アロマやハーブの会報誌などでも、いろいろなレシピを見かけるけれど、全然作ってみることはなかったので、どんどん挑戦してみようと思いました。