【レポ】薬局薬剤師に役立つアロマテラピーの知識

先月、調剤薬局を展開されている「株式会社デーピーシー」様のご依頼で、薬局薬剤師のためのアロマテラピーのセミナーを開催いたしました。

昨今、アロマテラピーに対する世間の関心が高まっており、薬剤師としても、なぜ身体と精神に良い影響があるのか?、どのような薬効があるのか?などの関心を持たれたことからご依頼いただきました。

一般に売られている精油は、薬機法で定義されるもの(医薬品、医薬部外品、医療機器、化粧品)などの中には入らず、「雑貨」に属するといわれますが、薬理作用を示す化学物質を含んでいることは明らかです。実際、日本薬局方に載っている医薬品の中にも精油があります(例:ハッカ油、テレビン油など)。

ですから、薬剤師としても精油はある程度身近なものですが、薬学部で精油をリラクセーションに用いる方法などは学びませんので、そういったことは初学になります。

1時間のセミナーで駆け足になりましたが、まず知っておきたいアロマテラピーの知識、使い方、精油の販売の際の注意などをお話しさせていただきました。

医薬品以外の事柄の勉強会も社内で活発に開催されている調剤薬局さんで、素晴らしい取り組みだと思いました。

調剤薬局でもアロマテラピーやハーブの製品を扱うところが少しずつ増えてきています。とはいえ、少数派ですから、このご依頼を頂いたとき、とても嬉しかったです。

調剤薬局も差別化が求められる時代。

患者様のニーズに答えられるだけでなく、コミュニケーションツールとしても可能性が広がると良いなと思います。

熱心にお話を聞いていただき、質問もたくさんいただき、ありがとうございました。

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