6月のハーブといえば

6月の雨がしとしと降る時期は、気持ちが不安定になったり、だるくて気力が起きないなどの訴えが多くなります。

そんな時におすすめのハーブの一つに、セントジョンズワート(学名:Hypericum peforatum)があります。

花の様子がしっかりわかる写真があるといいのだけれど、手元になくて、、、

NARDの山梨農場で撮った写真です。

セントジョンズワートは、英語では、St. John’s wortと言われ、その名の通り、聖人ヨハネ(ジョン)に所以があるハーブ。

ヨハネが生まれたとされる6/24の夏至の日、St. John’s Dayに収穫すると最も効果が高いと言われています。

サロメがヘロデ王に「ヨハネの首を手に入れたい」と頼み、ヨハネが殺害され、血が流れた場所に生えたという伝説があるハーブ。

夏至の頃、セントジョンズワートは黄色の花を咲かせます。

花びらの先には黒い点がたくさんあり、ここにはセントジョンズワートの有効成分の一つであるヒペリシンという赤色の色素を含まれます。

浸出油にすると真っ赤な色が抽出されます。

セントジョンズワートは、内服で飲むと抗うつ作用があると知られ、イギリス、アメリカ、ドイツなどの諸外国では、軽度のうつ病に使われています。日本でもサプリメントとして流通しています。

うつ病のサポートとして使うには長期の服用が必要になるかと思いますが、やる気が起きない6月の梅雨の時期を応援してくれるハーブティーとして生活に取り入れる事も可能です。

毎月PMSでお悩みの女性にもおすすめ。

シングルでは少し飲みにくいハーブなので、ローズマリー、レモングラス、ペパーミントといった清涼感のあるハーブと組み合わせると飲みやすくなり、美味しく頂けます。

セントジョンズワートを使用しているときは、光線過敏症のおそれがあるので、強い紫外線に当たることは避けてください。

ハーブを勉強した方々には、薬剤との相互作用があるとよく知られるセントジョンズワート。

2000年の厚生労働省からの通達で、インジナビル(抗HIV薬)ジゴキシン(強心薬)、シクロスポリン(免疫抑制薬)、テオフィリン(気管支拡張薬)、ワルファリン(血液凝固防止薬)との薬物相互作用があるので、併用しないように注意を促されています。

セントジョンズワートは人の体内で薬物代謝酵素を誘導します。すると、この酵素で代謝される薬剤については通常より多くの薬剤が代謝されることとなり、結果、体内の薬物濃度が低くなってしまい、薬の効果が弱くなってしまいます。

でも、この通達に出てくる以外の薬剤にも薬物相互作用がありますよ。この薬物代謝酵素で代謝される薬物は他にもいろいろあるためです。

また、この酵素で代謝される薬剤でなくても、すでにSSRI(セロトニン再取り込み阻害薬)、SNRI(セロトニンノルアドレナリン再取り込み阻害薬)と呼ばれるような抗うつ薬(パキシルなど)を服用されている場合には、セントジョンズワートの作用が増強されることがあります。

薬との併用が心配であれば、薬剤師に尋ねてくださいね。

でも、その相互作用の多さから、実は「セントジョンズワートは相互作用が多いから苦手」と医療の場にいる薬剤師に敬遠されることもあるハーブでもありますね。

医療従事者はハーブの専門家ではないので、、、、

私はハーブも勉強した薬剤師として皆様のお役に立てればと思っています。

さて、セントジョンズワートは内服だけでなくて、外用に使っても優秀なハーブ。

セントジョンズワートを油に漬け込んで濾して作った浸出油は、軽い怪我をした時などにも活躍しています。

今の蚊の多い季節の虫刺されのために、セントジョンズワート油をベースにした軟膏を作っておくと便利です。

傷の治りを助けるために、ラベンダースピカやゼラニウムエジプトの精油を加えるのが、私のお気に入り。

セントジョンズワート油は筋肉痛などのセルフマッサージにも使えますよ。

禁忌や薬物相互作用があるので難しいと感じがちなセントジョンズワートですが、ハーブやアロマを使う皆様には上手に使って欲しいなと思います。

薬を飲んでいるけれど、セントジョンズワートを使えるか不安な場合には、お気軽にお尋ね下さい。

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