「子供でも読める毒の本を教えて欲しい」

お客様から頂いたご相談。小学校高学年のお子さんが、「科学の本が好きで、最近、毒にも興味があるようなので、刺激的すぎず、かといって、子供向け過ぎない、毒の本を紹介して欲しい」とのこと。

去年は、JAMHAのハーバルプラクティショナーを受講して、卒論を書いたので、毒の本を何冊も買ったり、読み直していたので、なんだかタイムリー。

我が家にある十数冊の毒の本から、何冊か紹介しました。

小学校低学年の娘も私の本を読むので、彼女に聞いてみたら、一番面白い毒の本は、「毒と薬」

化学物質、植物、動物の毒などが、はっきりと目立つ写真で視覚に訴えます。写真が多い本は、難しい漢字などが読めなくても眺めるだけでも面白い。エピソードの読み応えもあります。

あと、おすすめしたのは、「毒の科学」

私の中で毒といえば、船山信次さん、的な。集めたわけでないですが、船山さんの本がたくさんあります。この本は、カラーで見やすく、写真も多いし、よくまとまっていて、情報が取り出しやすい。

あと、これは大人向けと説明して紹介した本で、同じ船山さんの本ですが、PHPシリーズの「毒」

PHPシリーズは薄くて小さな本ながら、どれもぎゅっと情報が詰まっていてためになる本が多くて好きです。毒の化学構造など、化学を学んでいない方には難解な話もあるのだけれど、それも噛み砕いて分かりやすく、「山下一郎さんの一日」(笑)など、ごく普通の方の暮らしの中に化学物質がどのようにとけこんでいるかの例など、分かりやすく読めました。

毒は古代から権力争いなどにも用いられて来たので、歴史と毒という観点から書かれた本もあります。

描写が過激だったりするのと、男女関係のもつれに使われたりとかだと、子供にはまだ早いと思ったのですすめませんでしたが、いくつか小説としても読み応えがあるものがあるので、こちらもまた別の機会に紹介したいと思います。

JAMHAのハーバルプラクティショナー受講中の方にも、理解を深めたり、苦しい(?)お勉強が身近に感じられる本だと思うので、とってもおすすめです♪

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