連翹

4月の初旬、西荻窪から荻窪までの道のりで、連翹(レンギョウ)を見つけました。

4月中旬頃までは、まだ咲いていました。

黄色い小花がたくさん咲いて、とてもきれいで可愛らしいです🥰

モクセイ科の連翹は、果実を生薬として利用します。

熱を冷まして、解毒作用があり、特に体の胸から上の部分の炎症に効果的とされています。

例えば、暑い時期の風邪、発疹などの処方に配合されています。

当店では、生薬としての連翹は、皮膚のトラブルに配合することが多いのですが、連翹が入った粉薬となると、販売数が多いのはおそらく「銀翹散」です。当店で扱っている銀翹散はコタローの「金羚感冒散」という名の商品です。

例外もありますが、寒い時期にかかったカゼ(傷寒)は強い寒気があることが多いですが、暑い時期のカゼ(温病)は寒気は弱く高熱が出る傾向があります。銀翹散は、特に、夏の気温が高く時期のカゼの常備薬としておすすめできるお薬です。

「風邪なら葛根湯」というわけではなく、葛根湯が合わない方は多くいらっしゃいます。一口に風邪薬といっても、個々のケースによって、おすすめの処方が変わってきます。漢方相談にてお尋ね下さい。

■関連コラム: 葛根湯の合わない方、葛根湯の使い方

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