温経湯

「漢方は飲みにくいもの」というイメージが強く根付いているなと思います。美味しい味のものもありますけれどね。

飲みにくいといわれる処方の一つ、温経湯。

ある日、お出ししたお客様が、初めて飲んだ時はまずくてびっくりしたとおっしゃったので、自分でも煎じて飲んでみたら、一口しか飲めませんでした。

飲みにくさの原因は、呉茱萸かと思っています。牡丹皮もなかなか飲みにくいと言われることも多いですが。

同じく呉茱萸が入った処方で、当帰四逆加呉茱萸生姜湯、温経湯、呉茱萸湯もなかなかのお味がします。味が強烈な処方たちですが、それほどまずくない、体が欲している感じがするとおっしゃる方もいらっしゃいます。体に合っているから飲みやすい、ということは言えると思います。

温経湯は、煎じる際に生の生姜を足したり、飲む際にすりおろしの生姜を足すと、少し飲みやすくなります。でも私はそれも飲めませんでした。この方の場合は、その後も調子が良い、味も慣れたと続けられています。私は温経湯の当てはまる証ではなかったからかもしれません。

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