メモが努力を物語る!
初めて聞くことって、すんなりわかることもあれば、よくわからないこともある。
わかったことにしても、そのままほおっておくと、いつの間にか忘れてしまう。
良くも悪くも、新しく記憶して、使わない記憶が整理され、深くしまわれ、ということが日常的に起きています。
HERBAL Laboのレッスンでは、特に、資格取得コースの「NARD JAPAN 認定アロマアドバイザー資格取得コース」と「JAMHA認定ハーバルセラピスト資格取得コース」では、どうしても基本を体系立てて覚えていくので、わからないことが出てきて当然だし、難易度が高いこともあります。
特に、精油の化学や植物化学の回では、化学を専攻したことのない人には聞きなれない単語ばかり。
でも、そこで、「私には分からない」とあきらめる?
もっとアロマテラピーを知りたい、ハーブを知りたいと思って、HERBAL Laboに来た皆様には頑張ってほしいな。
ある日の生徒様の質問。
「モノテルペン炭化水素類のd-リモネンもα-ピネンも、形が違うように見えるけれど、全部分子式が同じなの?」
もう「わかっている人」からしたらなんでもない疑問でも、習ったことをちゃんと読んで復習してくれたからこそ出てくる疑問。
一見、構造式で見ると、分子式が同じだなんてわからないけれど、レッスンで学んだ通り、じっくりと炭素、水素を数えて、d-リモネン、α-ピネンの分子式が同じことを確認されていました。
ちょっとした積み重ねが、あなたの力になります。
エビングハウスに代表される忘却曲線の理論では、学んでから20分間が最も記憶の減少幅が大きいといわれます。
この理論は、一度で全部覚えようとせず、時間をかけて反復して同じことに触れることで、記憶を呼び戻すための時間が短くなるということを示しているんです。
レッスンで学んだことを20分以内に復習するのは難しいかもしれないけれど、ご自宅についてから、ぱらぱらっとテキストを読む、寝る前に読む、数日後に読む、、、何度も触れる。
私にも言えることです、自戒ですね(笑)
ノートとペンをもって、じっくり机に向かう時間がなくても、まずは、すきま時間を見つけて何度も読んでみてほしい。
忘れてしまっても私は何度でも教えます。
一度で完璧になんて覚えられません。
私が今まで勉強してきたことも、何度も忘れました。
勉強しなきゃ、と意気込んで、時間がない、やらないよりは、単語に何度も触れたほうが力になることを実感しています。
皆様を応援しています!!
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