染料になる生薬:山梔子
染料になる生薬の話、「山梔子(さんしし)」。

クチナシの実です。
生薬としては、消炎作用、鎮静作用を持ちます。
お正月のお節料理で、栗きんとんの黄色を鮮やかにするために使ったりしますから、スーパーでも買えるし、自宅で育てている方もいらっしゃるかもしれません。
染色としては、基本は黄色、赤、青まで広く染めることができます。
食品添加物として着色料としてお菓子や飲み物、お漬け物などに使われています。
だったら山梔子が入っている煎じ薬はかなり色がついていそうだと思いませんか?私はかなり黄色いなと思います。
当店では、加味逍遙散、黄連解毒湯、温清飲などに使っています。
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