高知への旅
昨年夏、思い立ち、まだ行ったことがない都道府県に行こうと予約した、高知県へのフライト。
11月に2泊3日で行ってきました。
昨年読んだ、牧野富太郎博士がテーマの小説「ボタニカ」にもインスパイアされて、ぜひ植物園に訪れてみたいとそちらをハイライトにしていました。
1日目。
あいにくの雨で、到着したら霧もすごく、植物園に行こうと思っていましたが、残念ながら、雨の時の場合のプランに変更。
カフェで、高知県産の和紅茶を飲みながら、本を読んだり。
市場では、楽しみにしていた、名物の鰹の藁焼きを。
香ばしく焼きあがった鰹は、ポン酢か、柚子+塩で食べるのを選べて、私は柚子で食べたことがなかったので、そちらに。にんにくとみょうがを薬味でいただくのですが、ほんとにおいしかった~!
ポン酢でもきっとおいしかったと思いますが、ポン酢の味が鰹に勝つんですよね。
そんなおいしい鰹を食べながら、住んでいる場所によっては、食生活ががらりと変わるので、例えば、海の近くに住めば、魚の摂取量が上がり、DHA、EPAをたくさん取れて、体の健康にも影響があるのかな~などと考えたりしました。
2日目。
ほんとなら、仁淀川にいって「仁淀ブルー」と言われるきれいな青い水のある風景を見に行こうとしていましたが、1日目が雨のために変更。
桂浜と、牧野植物園を楽しむ日に。
高知市内でお得なバスチケットがあったので、私のように公共交通機関で旅をする方にはマストかなと思います。
桂浜では、坂本龍馬像と、太平洋を見てぼーっとしたり。
海のさざなみの音は、1/fといわれる、ゆらぎのリズム。
ぼんやりコーヒーを飲みながら、海を眺めて癒されました。
牧野植物園では、時間をたっぷりとっていましたが、思っていた以上の広さと、おしゃれな居心地のいいカフェもあったりして。
秋だと薬草にしても、青々と茂っていなかったりものが多いので、それは残念ですが、日頃使っている漢方薬の生薬の生きている姿を見るのはテンションが上がります。
形が面白い、釣藤鈎(ちょうとうこう)。
この爪のような形の部分を煎じて使います。
熱帯植物園もあり、そちらは屋内ですが、牧野植物園は雨の中回るのはかなり歩きますし、天気が悪い中の観光はちょっと厳しいかなと思いました。
晴れてよかった~~!
興味の度合いや所要時間の違いで、様々なコースがありましたよ。
牧野植物園には複数の出入り口があり、すぐに竹林寺に入れる場所があります。
ちょうどきれいに紅葉していて、紅葉した葉っぱと苔の景色を楽しめました。
3日目。
フライトまでの時間があまりなく、空港へ向かう途中にある、おしゃれな高知名物の芋けんぴのお店にだけ寄る。
ホテルの朝食が充実していたからお腹いっぱいで、カフェで食べるお腹の余裕がないのが残念でしたが、さつまいもをつかったデザートメニューがたくさんありました。おすすめです。
2泊3日の高知旅。
飛行機で東京から遠いところに行くととてもリフレッシュできました。そして、植物と過ごす時間で楽しみも得られました。文旦や柚子などのご当地柑橘や、海鮮もおいしかった!
天気の都合で行けなかった場所もありますし、高知は広いので、四万十川までは足をのばせなかったので、ぜひまた行きたいです。