【レポ】アロマテラピーに効果を期待するって?
先週のレッスンの一コマより、「メディカルアロマテラピー入門」のレッスンを開催いたしました。
アロマテラピー初心者のCさんと、上級者のSさんのお二人をお迎えして。
Cさんは介護のお仕事をされていて、介護の現場でアロマテラピーを取り入れたり、これから自分のスキルアップにもつながるかな、とのことが受講の決め手だったそうです。
Sさんは、AEAJのアロマテラピー検定1級に合格され、アロマブレンドデザイナーという資格取得にむけて精油の調香を勉強しているとのことで、とってもアロマテラピーの知識が豊富。
香りを楽しむだけでなく、アロマテラピーに効果を期待するってどういうことかなと思ったことが受講の決め手だったそうです。
精油は、目に見えない香りの分子(とっても小さい粒のようなもの)がいくつも集まって成り立っています。
香りの分子を「芳香分子」と呼びます。
精油に含まれるすべての芳香分子の正体がわかっているわけでないけれど、わかっているものには、その構造からグループ分けされて、似たような作用を持つことが多かったり、似たような香りを持っていたりということがあります。
例えば、「ラベンダーはリラックスにいい」といわれるけれど、どうして?ということが、精油に含まれる芳香分子を勉強することでわかってきます。
ラベンダー・アングスティフォリアの精油に含まれる、主要成分である、エステル類の酢酸リナリルに鎮静作用があることや、モノテルペンアルコール類のリナロールにも鎮静作用や抗不安作用などがあることから、ラベンダー・アングスティフォリア精油全体の作用として、リラックス効果が出てきます。
カタカナの名前や、漢字の作用が並ぶと難しい~~!!!
となりがちですが、みんなみんなそう。
最初からわかる人が少数派ですよ!(医療系の人は理解が速いことが多いですが)
「メディカルアロマテラピー入門」のレッスンは、あくまで触りのレッスンなので、もっと精油の成分や効能について知りたいなと思ったら、NARD JAPAN認定アロマアドバイザー資格取得コースをお勧めしています。
はじめてアロマテラピーに触れる方にも、他の協会でアロマテラピーを学んだ方にも、どちらにもわかるように、基本をしっかりとおさえて、すすみますよ~
さて、お楽しみのクラフトづくりの時間。
お二人とも、「鼻のどすっきりジェル」をセレクト。
Sさんは、ティートゥリー、ラヴィンツァラ、ユーカリ・ラディアタ。
Cさんは、Sさんと同じく、ティートゥリー、ラヴィンツァラ、ユーカリ・ラディアタに、ホーウッドをプラス。
お二人とも、鼻のどがすっきりしないとおっしゃっていたので、すぐに活躍しそう!
レッスン中のハーブティーも鼻のどに焦点をあてたものに。
呼吸器系の不調に爽快感を与えるペパーミント、粘膜を保護するウスベニアオイとアルテア、体の不調時の栄養補給にローズヒップ、味を整えるためと咳や鼻水が出るストレスをいたわるベルベーヌをブレンドしました。
のど越しがちょっととろっとして、味もおいしいと好評でした♪
早く、お二人ともよくなりますように、、、
Cさんは、これからアロマテラピーを始めたいと、午前中からの通しのレッスンで受講して下さり。
よく頑張りましたね~!
ご受講いただき、ありがとうございました。
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