落語『転失気』
先日のゴールデンウィークに、夫と新宿の末廣亭に落語を見に行きました。

昔に何度か一緒に行ったこともありましたが、思えば16年ぶり!
途中、うとうとも挟みつつ、笑える時間を楽しんできました🤣
驚いたのは、演目の中に『傷寒論』が出てきたこと。
知っている演目だったのに以前に聞いた時には聞き流していたのでしょう。
傷寒論は、後漢時代の中国の伝統医学の本です。当店の漢方治療は、傷寒論に学び、理論を応用しています。
ちなみに、その演目は、『転失気(てんしき)』という演目で、傷寒論の209条に出てきます。右から2行目に『轉失気』とあります。

和尚さんが知ったかぶりすることで笑いが広がるお話です。
この演目は古典落語なので、江戸時代後期から明治時代に作られたものなのでしょうか。
普段、江戸時代後期の漢方家の本を読んで勉強しているので、そんなことも考えながらワクワクしました☺️
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