煎じ薬の作り方と、あると便利な道具

当店は、お客様の症状をじっくり伺い、生薬を選んで、煎じ薬をお作りしております。

漢方の「煎じ薬(せんじやく)」と聞いて、どういうのものなのか、どうやって作るかと、すぐ浮かぶ方は少ないかもしれません。

はるか昔から生薬を煎じてきた文化がありますが、特殊な道具が必要な訳ではありません。

煎じ薬にあると便利な道具

煎じ薬を作るためには、小鍋とコンロがあれば大丈夫!

お料理に使う鍋と共用したい場合、1~1.5L程度の容量がある片手鍋が使いやすいです。焦げやすくなるので大きすぎない方がいいです。

お料理に使うものを使ってしまうと鍋が足りない、漢方薬専門の道具が欲しい方へ。

当店では、シンプルな黒の土瓶と、自動煎じ器を販売しています。

土瓶は、お薬に使わないときは、お茶を煮出すのに使うことも可能です。

土瓶 4,950円(税抜)

「しばらく煎じ薬の服用が必要になるから手間になる」、「火にかけて作るより自動でできるものが楽」と思われる方には自動煎じ器をおすすめします。私も自宅では自動煎じ器で煎じています。

煎じLITE 9,790円(税抜)

煎じた液は茶漉しで漉して、基本は2〜3杯に分けて1日で飲みきります。その際に、耐熱性の計量カップと深い茶漉しがあると便利です。

普通の深さの茶漉しだと生薬が多いから漉しにくいです。当店と同じ通り沿いのDAISOさんで買えるので、お勧めすると帰りに買っていかれているお客様も多いです。

煎じ薬の作り方

1.お茶パックのような紙パックに入った生薬と、規定量のお水を鍋に入れて、火にかける(袋を破いて、お水の中で生薬がよく踊るようにして煎じることをお勧めしています)。

2.強火で沸騰させ、沸騰したら弱火にして、30分煮出します(薬の種類により、煮出す時間は異なります)。

3.濾して、1日2~3回に分けて服用する。

煎じ薬が当店のおすすめにはなりますが、急に飲みたい、携帯したい、ご予算の都合などに合わせ、粉薬、丸剤、シロップ剤など他の剤形の漢方薬の提案もしています。詳しくは、店頭にてご相談下さいませ。

🌿漢方相談について
オーダーメイド漢方は予約優先制です。お薬作成含め、初回50分、2回目以降30分程度頂きます。2回目以降は事前のご連絡で予めご用意できます。当日相談希望の場合は、店頭、お電話などでお問い合わせ下さい。商品購入のみはご予約不要です。

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