「プルースト効果」 ~香りと記憶~

香りと記憶は、密接なつながりがあると考えられています。

 

小説家プルーストは、「失われた時を求めて」の中で、『主人公がマドレーヌを紅茶に浸して食べた時に、幼少期を思い出す』という描写を書いています。

これにちなんで、香りを嗅いだことで記憶が引き出されることを「プルースト効果」と呼びます。

 

どんな時に嗅いだ香りかで、思い出される記憶も、楽しいものだったり、悲しいものだったり、様々。
私が体験した、プルースト効果について。

2年前に、4年間住んでいたバンコクから、東京に帰国した直後は、レモングラスを嗅ぐたびに駐在時代の楽しかった思い出が引き出され、さみしかったので、レモングラスを嫌っていました。

バンコクにいる時、そこら中で嗅いだ香りだからでしょうね。

でも、ある時、素直にいい香りだな、と思えて。

東京でも楽しもう、という決別だったんだと思います。

でも、サンダルウッドだけは、祖父母のお葬式が思い出されるので、今でも苦手です。

 

香りを嗅ぐと、記憶を司る「海馬」というタツノオトシゴのような形をした器官が刺激されます。

海馬の細胞は再生されることがわかっていますが、精油での嗅覚刺激が海馬の細胞再生に役に立つと研究が進められています。

海馬の血流量が増えれば、認知機能アップ。

論文でも発表されて、ローズマリー・カンファーレモンの組み合わせが「認知症予防のアロマ」として知られるようになりましたよね。

 

でも、もし、精油をブレンドして、トリートメントオイルを作る際、参考にするレシピの中に嫌いな精油があったら、、、

 

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精油がどうしてそのレシピに使われているのか。

意図がわかりますので、嫌いな精油を別の精油で代替することが可能なことも。

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