HERBAL Labo 講師紹介
<代表> 佐藤 加奈 (サトウ カナ)
ハーバリスト、薬剤師
ドラッグストア、調剤薬局の薬剤師、臨床開発の仕事をする中で、現代における主流の医学である西洋医学にも得手不得手があると感じ、家庭でできるケアに興味を持ち、補完代替療法の一つであるアロマテラピーやハーブに傾倒する。
2015年、「医療従事者も納得する本格派のフランス式アロマテラピー」の資格であるNARD JAPAN認定アロマ・アドバイザー資格試験を100点満点で合格。その後、得た知識を日常生活で活かした結果、毎月欠かさず服用していた鎮痛剤を手放す。自身がアロマテラピーとハーブで体の不調を克服した経験から、アロマテラピーとハーブを安全に楽しく使える人材を育てたいと決意。
2016年、「薬剤師」「アロマテラピー」「ハーブ」の資格を併せ持つ、数少ない講師として、東京都三鷹市でNARD JAPANアロマ・アドバイザー資格取得認定校を開校(2016年現在、全国約250校)。薬剤師として身につけた医療の専門知識を踏まえた上での安心感ある講義に定評がある。
現在は主宰するスクールにてレッスンを行う他、幼稚園のPTA向け等、出張でもアロマテラピーのセミナーを開催し、1日約60名を動員する外部講師としても活動中。
【保有資格】
◆薬剤師
◆NARD JAPAN認定アロマ・インストラクター
◆JAMHA認定ハーバルプラクティショナー
◆AEAJ認定アロマテラピーアドバイザー
等
アロマテラピーを始めたきっかけ
就職したばかりの頃、一人暮らしを始めた負担、慣れない仕事から慢性的に疲れを感じていました。ある日、たまたま受けたアロマトリートメントの後、筋肉がゆるみ、リラックスできたのに、頭がすっきりと冴える感覚を味わいました。使われた精油はローズマリーが入っていたと記憶しています。それから、香りが心と体にどのような影響を与えるのか知りたいと思い、アロマテラピーに興味を持ち、AEAJのアロマテラピーを勉強し、実践したり、アロマトリートメントを習いました。
メディカルアロマテラピーとの出会い
アロマテラピーが使えるようになると、時々、友人を対象にアロマテラピーのワークショップなどを開くようになりました。けれど、「○○の精油が◆◆に効く」のは「そう習ったから、言われているから」としか説明できない限界を感じました。「なぜ精油が心と体に働きかけるのか」をもっと知りたいと思い調べると、精油の成分組成やその特徴をより深く学ぶことができるNARD JAPANのアロマテラピーに出会いました。
NARD JAPANのアロマテラピーは、香りを楽しむだけではありません。化学や理論を多く学ぶので、医療従事者でも信頼できるものでした。NARD JAPAN認定アロマ・アドバイザーを取得してからは、感染症対策のラヴィンツァラやティートゥリーを使ったジェルを塗ったり、寝る前に子供が好きな香りのトリートメントオイルを塗ったり、喜ばれることが多くなりました。私自身も、体のかゆみで抗ヒスタミン剤を飲んだり、塗ることが多かったけれど、かゆみ対策のオイルで軽減されました。鎮痛剤を常用していましたが、痛み対策ジェルを使い始めてから、ほぼ使わなくなりました。この、アロマテラピーでのお手当てで薬の使用量が激減するという経験から、もっとアロマテラピーを極めたいと思い、より難関のNARD JAPAN認定アロマ・インストラクターを取得しました。
そして、こんなに良いものをたくさんの人に実感してもらうために、自分でNARD JAPAN認定アロマ・アドバイザーを育てたいという気持ちから、NARD JAPAN認定校を開校しました。
ハーブとアロマを使う薬剤師としての使命
医療の現場では、薬がすぐに処方され、それに疑問を持つことなく、とてもたくさんの薬を飲んでいる患者様もいらっしゃいます。すでに薬を服用している方が不快症状を訴えたときに、薬の副作用なのか詳しく検証されず、その不快症状のために新たな薬剤が投薬される場面に日々、遭遇します。
本当にそれでいいですか?
私は、西洋医学や薬の服用を否定していません。現代において平均寿命がここまで長くなったのは、間違いなく、西洋医学の発展のおかげです。西洋医学、それ以外の自然療法(代替療法)には、それぞれの得意分野があります。西洋医学は、急な怪我、明らかに原因が分かっている病気が得意です。ですが、慢性的な高血圧、高脂血症などといった生活習慣病、うつ病などの精神疾患については、今のところ、西洋医学では治すことはできません。
アロマテラピーやハーブを使った補完代替療法は、現代人が抱える多くのストレスが引き起こすうつ病などの心の病気、女性のホルモンバランスに深く関係するPMSや更年期障害など、病気ではないのに不快症状を伴うものに、効果を感じられたという研究がたくさんあります。
古来より、アロマテラピーやハーブなどの「緑の薬」は、自己治癒力を高め、体のちょっとした不調を解決するための手段として用いられてきました。
しかし、アロマテラピーやハーブにも危険性はありますから、これを理解して、正しく使うことが大事です。そうすれば、安全に西洋医学と併用することが可能です。
「病院へ行くまでもないな」と思いながら、結局、市販薬に依存していませんか?
病院へ行く選択肢、行かない選択肢。薬に依存する選択肢、飲まない選択肢。
選ぶのは自分です。
私が伝えていることは、3つ。
1)普段のちょっとしたトラブルに対応できる知識、力をつける。(※ここがアロマテラピーとハーブの出番です!)
2)病院にいったほうがいいと思う症状が出た時は、我慢しすぎたり、自然療法を過信せず、病院で医師に診断してもらう。
3)処方された薬は、医師、薬剤師によく説明を聞き、自分自身が納得した上で、正しく使う。
「すぐに病院、すぐに薬」の前にできることがあります。
私と一緒に、ハーブや精油の素晴らしい香りを楽しみながら、自分でできる心と体のケアを学びましょう!
お気軽にお問い合わせ下さい♪営業時間 9:00-17:00
お問い合わせ