コーヒーの香りがもたらす効果

仕事帰り、夏休み中の夫と待ち合わせて、気になっていたカフェに行ってきました。

同僚に聞いた、面白いカフェ。ワッフルコーンにコーヒーが入ってサーブされます。

コーンがふやけていくので、割と慌てて飲まないといけないのは難点(笑)ですが、見た目もかわいくて、コーヒーとチョコとコーンの組み合わせもスイーツ感覚なのは楽しい。

コーヒーゼリーもオーダーしました。アイスクリームは、バニラ、チョコミント、黒ゴマから選べます。

@新高円寺: Coffee Cone Tokyo

美味しく頂きながら、カフェインについて考えていました。

ハーブティーを日頃よく飲まれる方って、「カフェインが入っていないから」という理由で選ばれている方が相当数いらっしゃって、コーヒーは避けているという方も多いように思いますが、私自身はコーヒーは大好きです。

8年ほど前、バリバリ働いていた頃には、会社にコーヒーサーバーがあって、ひどい時には1日6~7杯飲み、カフェイン依存症だったかも。さすがに飲み過ぎですね。

カフェインの害は、中枢神経興奮作用だったり、薬との相互作用だったり、すでに科学的に証明されていることもありますが、コーヒーを毛嫌いするにはもったいない。

コーヒーが好きな方には、コーヒーの香りを嗅いで、リラックスできたり、やる気が出たりしますよね。

それで、思い出したのは、杏林大学の古賀教授でした。古賀先生は精神科医で、香りがもたらす脳への研究をされている有名な先生で、アロマテラピーを勉強されている方にも良く知られている先生です。

アロマテラピーの良さと言えば、嗅覚の作用を利用して、大脳辺縁系を直接刺激できること。

大脳辺縁系の、快・不快を判断する扁桃核、記憶を司る海馬などを刺激し、自律神経系、免疫系、内分泌系のクロスリンクに作用して、不調に働きかけることができると言われています。

2011年のものですが、古賀先生が行った、コーヒーの香りが脳にどのように作用するのか、という研究結果と考察のサイトです。

http://coffee.ajca.or.jp/webmagazine/health/doctor/health69-2

以下、上記リンクを端的にまとめたものです。下記の3つの画像を引用させて頂いています。

コーヒー豆の種類によって、リラックス作用があるものと、ないものがある。

α-派が多い方が、つまり赤い部分が多い豆ほど、リラックス効果が高いと言えます。「グアテマラ」、「ブルーマウンテン」が多いですね。

人の集中度を図る指標になる、P300という脳波を計った結果が以下。

物事を見極めたり聞き分けたりするときに出る脳波で、「情報処理能力」をあらわす。

P300が出るまでの時間が短い程、能力が高いので、「ブラジルサントス」、「マンデリン」、「ハワイ・コナ」が高いことが分かります。

リラックスに飲みたいコーヒーと、作業のお供に飲みたいコーヒーが違うと言うことですね。

アロマテラピーにおいても、同様にα-波とP300を研究され、リラックスならラベンダー、リフレッシュならレモン、という記載があります。

面白いですね。こういうお話を読むと、気持ちの切り替え、シーンに合わせて、コーヒーやアロマテラピーを上手に取り入れるヒントになりますね。

改めて、コーヒーの過剰摂取には気をつけながら、楽しもうと思いました。

最後に、、、、

南米のハーブである「マテ」にも、カフェインが含まれます。同時に、ビタミン、ミネラルも多いので、「飲むサラダ」とも呼ばれる、とても元気になるハーブですが、マテ茶ばかりを1日何杯も飲むのはあまりおすすめしませんよ~。コーヒーやウーロン茶ほどのカフェインは含有していませんが、「ハーブティーはノンカフェイン」と思っていらっしゃる方は気を付けてくださいね。

以前のブログの、「コーヒーと妊活とハーブティー」にも、カフェインについて記載しておりますので、ぜひ、合わせてご覧下さい。

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